今年、来年と医療環境が激変しております。そのような中で、薬剤師の社会貢献と仕事の内容を考える事が多くなりました。
一般的に患者さんは、病院に行かれて診断をうけて薬物治療を受けるために処方箋を持って調剤薬局に行って、そこで初めて薬剤師と会います。
病院に行く前に調剤薬局に行く事はありません。また、ドラッグストアみたいな所では一応薬剤師(薬剤師が居ない事が多いかもしれません)が居る事がありますが、そこではほとんど会話も無く、薬が自分の症状と合っているのか確認もしないでレジを通って行きます。
つまりどっちらにしても、病気の初期で発見できる環境、病気が悪化している時に見つける事が出来る環境にいる薬剤師は皆無に近くなってきています。
例えば、頭痛で薬を買い求めに行ったとします。そうすると大半は、自動的にマスコミで宣伝しているもの、ちらしに出ていたものを買われる事が多いかと。でも、この頭痛が血圧が高くなって起きているケースもあります。また、蓄膿症・緑内障等で起きる物もあります。頭痛と言う症状でも原因が異なり、治療に使う薬物も違ってきます。間違った薬物で症状が進行し悪化する可能性もありますが、そのリスクに対してアドバイスが出来る薬剤師も少なくなって来ました。
このケースで必要なスキルは、鑑別診断のポイントを理解している事で、必要によってはドクターに紹介状等を書いて受診を薦める事にもなります。これにより質の高い医療を受ける事が出来、病気の初期で発見も可能になります。(でもほとんどの方はこの恩恵によくしておりません)
また漢方の技術は、明治時代がピークでそこから衰退していっています。ですが現代医学の知識を応用して漢方を見て行きますと診断が細かく出来て治療を飛躍的に高める事が可能になります。漢方の目と現代医学の目の両目で病気と患者さんを診る事が出来るからです。
そんな事を考えていると本当は薬剤師の活躍する場は沢山あるのですが・・・・・。
それで未だに私の薬局は両親から受け継いだ街角の薬局のスタイルを維持しております。近所のおじさんやおばちゃんが気軽に立ち話をして、世間話をするような雰囲気の昔ながらの薬局です。
<お問い合わせ先> 札幌市白石区南郷通7丁目北5-1 駐車場有 有限会社 中村薬局 認定薬剤師 中村峰夫
011-861-2808
https://www.kanpo-nakamura.com/
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http://maccali-inc.com/
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