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  • 執筆者の写真Nakamura Mineo

桂枝湯(けいしとう)、麻黄湯(まおうとう)、葛根湯(かんこんとう)、麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

更新日:2019年12月17日


風邪の場合、漢方薬で良く使います物があります。

葛根湯(かっこんとう)

漢方の古典『傷寒論(しょうかんろん)』『金匱要略(きんきようりゃく)』に収載されている処方です。汗をかいていないかぜの初期症状、鼻炎、肩こりなどを改善します。体を温め、発汗を促すはたらきがあります。

体力中等度以上のものの次の諸症: 感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛み

麻黄湯(まおうとう)

麻黄湯は体力があり、さむけがして身体のふしぶしが痛く、汗が出ていない方のかぜのひきはじめ、鼻づまり、気管支炎などを改善します。体を温め、比較的強く発汗を促す働きがあります。

体力充実して、かぜのひきはじめで、さむけがして発熱、頭痛があり、せきが出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの次の諸症: 感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまり

桂枝湯(けいしとう)

桂枝湯は体力がなく、自然に汗が出やすい方のかぜの初期症状を改善します。体を温め、発汗を調整する働きがあります。

体力虚弱で、汗が出るものの次の症状: かぜの初期

麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)

麻黄附子細辛湯は冷えやすく、体の弱い人の風邪などに用いられます。体を温める作用がありますので、手足が冷たく、寒気の強い方に適しております。

体力虚弱で、手足に冷えがあり、ときに悪寒があるものの次の諸症: 感冒、アレルギー性鼻炎、気管支炎、気管支ぜんそく、神経痛


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