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執筆者の写真Nakamura Mineo

薬剤師が「食」の研究をする理由



 薬は基本、異物です。その異物(クスリ)をナゼ身体が吸収するのか?とても不思議に思いませんか?

人間をはじめ、動物も植物も必要な成分(栄養)を効率よく吸収し、老廃物や有害物質を排出するシステムがあります。その代表が、トランスポーターと云われるものです。

5大栄養素の糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンを効率よく吸収するシステムです。

このシステムに紛れ込む生理活性物質が薬なのです。

つまり、ナゼ、これら(食とクスリ)を吸収するシステムを解明する事が、病気と健康を解明する為に必要となります。

動物たちの自然健康法はとても示唆に富む内容です。体調が悪い時にだけ、普段食べない植物を食べたり、それもその症状に合った植物をです。これは味覚と臭覚とも関係しております。

なぜ、動物は5感を有しているのかと言いますと、自分の身体を危険から護るためです。敵や有害な食品を避ける為の自然のシステムです。

 特に食品においては、味覚と臭覚が大切な位置を占めます。自分の身体に必要な栄養と、有害物質の違いを、味覚と臭覚で瞬時に判断が出来る機能です。

その他に、第六感とも言われる直観。これは心身の健康が保たれた時に発揮されますので、病気や体調不良の時に事故に合いやすい理由です。受験勉強の時にも同じ事が言えますよね。




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