• Nakamura Mineo

第64回北海道薬学大会で「厚真産ハスカップ」の研究発表

最終更新: 2019年12月17日


平成29年5月20日、21日に札幌市コンベンションセンターで北海道薬学大会が開催されました。


20日の土曜日に 日本生薬学会北海道支部 第41回例会にて 北海道薬科大学 薬学部との共同研究 「厚真産ハスカップ水エキスの抗肥満効果の検討」





21日の日曜日には 北海道薬剤師会のポスター発表 名古屋市立大学 薬学部 との共同研究 「厚真産ハスカップエキスの抗菌・免疫賦活作用」


【厚真産ハスカップエキスの抗菌・免疫賦活作用】        

   ○中村峰夫1)、牧野利明2)、南 正明3)

1)中村薬局、2)名市大院薬、3)名市大院医


ハスカップLonicera caerulea var. emphyllocalyx は、果実を食用とする低木である。本植物は、生薬の金銀花(花蕾)や忍冬(茎や葉)の基原植物であるスイカズラL. japonicaと同属であることから、ハスカップにも清熱解毒作用がある可能性を考えた。そこで本研究では、咽頭炎や壊死性筋膜炎など多彩な病態を示すA群連鎖球菌Streptococcus pyogenesに対する厚真産ハスカップの果実、葉および茎の各MeOH抽出エキスの抗菌活性と、菌を接種したマウスでの延命活性、消化管免疫賦活活性を評価した。

 厚真産ハスカップの果実、葉および茎の各エキスは、in vitroにおける菌の増殖を抑制し、それぞれ抗菌活性を示した。菌をマウス背部の皮下に接種し、各エキスを経口投与しながら飼育して延命率を評価したところ、果実エキスでは有意差は認められなかったが、葉および茎の各エキスで有意な延命作用が認められた。各エキスを含む培地でマウス培養大腸上皮細胞を培養した時、免疫賦活サイトカインの産生が誘導された。いずれにおいても、果実エキスと比較して葉エキスにおいて強い活性が認められた。

 本研究の結果、ハスカップの果実だけでなく、葉においても新たな用途が見いだされた。

「ハスカップの特徴」

ハスカップは『他家受粉』のため虫媒花で、蜜蜂などの昆虫によって受粉し、受精したら果実が実ります。

受粉すると、2つの花の根本が膨らみ1つの果実になります。 そうなんです、ハスカップは2個の花で1つの果実が実るので開花の数の半分しか果実が実りません。 そんなところから、ハスカップをはじめとするスイカズラ科の植物には『愛の契り(ちぎり)』という花言葉があり、由来となってます





<お問い合わせ先>

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1

有限会社 中村薬局

認定薬剤師/臨床薬剤師 中村峰夫

https://www.kanpo-nakamura.com/kanpou-pharmacist

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