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  • 執筆者の写真Nakamura Mineo

研究する薬剤師、『厚真産ハスカップの機能性』(先住民族の不老長寿の果実)

更新日:2019年12月17日

ノーベル賞受賞式の時に、私にとって重要視しています『厚真産ハスカップ』の機能性の論文が日の目を浴びました。


名市大と当社との研究です。

         ※研究は知的財産&権利です。


詳細は以下の英語論文になります。




今年の北海道薬学大会で発表しましたものを発展、まとめた論文です。



『厚真産ハスカップ』

の機能性の研究発表


【厚真産ハスカップ果実エキスのジンジバリス菌に対する新規抗細菌効果】


ハスカップLonicera caerulea var. emphyllocalyx は、果実を食用とする低木である。我々は第64回、第65回北海道薬学大会で、厚真産ハスカップの果実エキスがA群連鎖球菌や腸管病原性大腸菌に対してin vitroでそれぞれ増殖抑制効果や運動能抑制効果等の抗細菌効果を有することを報告した。ジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis)は、誤嚥性肺炎や歯周病の原因となる病原細菌であり、バイオフィルムを形成することで、抗菌剤等の外界刺激から自己防御する能力がある。そこで本研究では厚真産ハスカップの果実からMeOH抽出したエキスのジンジバリス菌に対するin vitroでの抗バイオフィルム効果について検討した。

ジンジバリス菌のバイオフィルム形成は厚真産ハスカップ抽出液で用量依存的に抑制された。更にバイオフィルム形成後に厚真産ハスカップ抽出液で処理して攪拌刺激を加えると、未処理群と比較して有意にバイオフィルムが除去された。

 本研究の結果、厚真産ハスカップの果実は誤嚥性肺炎や歯周病の原因菌となるジンジバリス菌のバイオフィルム形成を抑制する新規効果が見出された。


今年、北海道薬学大会で発表させていただいた研究を発展拡張した内容です。


ポイントは

🌟ジンジバリス菌

🌟バイオフィルム


です。


今後の臨床、介護、予防医学で役に立ちます事を楽しみにしております。


<お問い合わせ先>

札幌市白石区南郷7丁目北5-1

有限会社 中村薬局

認定薬剤師・臨床薬剤師 中村峰夫





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