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  • 執筆者の写真Nakamura Mineo

「トリカブト」と「ジギタリス」


トリカブトは漢方薬でも使う植物です。生薬では、附子(ぶし)と言う名前で使います。

八味地黄丸(はちみじおうがん)や牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)、真武湯(しんぶとう)など新陳代謝が低下して身体が冷えやすい人に使います漢方薬に配合されています。

成分は、アルカロイドのアコニチンです。(量と使い方を間違えますと生命にも影響します)

このトリカブトは花も綺麗で、園芸用にも使います。

その植物の栽培をする時のポイントは

森の中の木漏れ日がそそぐ半日影のジメジメした場所を好み、乾燥に弱いです。

西洋医学で毒をもった有名な植物にジギタリスがあります。先日、ホームセンターで販売をしていました。


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ジギタリスの成分にジギトキシン、ジゴキシン、ラナトシドCなどの強心配糖体があります。

心臓の薬として使われてきました。量や使い方を間違えますと危険な事にもなり、歴史的にも色々な事件に登場する植物です。

お花が綺麗なジギタリスの栽培にも特徴がありまして日光を好む植物なのですが、真夏の直射日光が苦手なので、朝は日が当たるが昼以降は日陰になるようないわゆる「半日陰」の場所に植えます。

使用上に注意を要する植物は、直射日光に弱いものが多いです。なんとなく人間にも言える事かも・・・

札幌市白石区南郷通7丁目北5-1   011-861-2808

有限会社 中村薬局  認定薬剤師 中村峰夫

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